MKT FOOD GUIDE #02

今回のナビゲーターは、TTC(てしかがトレイルクラブ)会員歴1年半の甲斐夏帆。季節や気分に合わせてルートの一部をピックアップし、ハイキング感覚で、絶景も味覚も楽しんでいます。さて、女子目線のオススメフードとは?

スルーハイクはまだ経験していないのですが、たとえば仁伏半島は、周回すれば約3〜4キロの散策コースになる。秋は紅葉を眺めに、冬はスノーシュー履いて。花の季節には、和琴半島へお散歩気分で出かけます。

歩くときに大切にしているのが、食べること。ルート上のおいしいものも目的にすれば楽しみがひとつ増えますよね。ではルートに沿って、超私的お気に入りフードを紹介しましょう。

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スタート地点にあるカムイテラスに行ったら、私が選ぶのは、弟子屈産の「大豆珈琲」。コーヒーというよりは豆茶のような味わいで、体が温まる気がします。

MKTの起点となる摩周湖第一展望台

次は、JR川湯温泉駅の森のホール。行動食としては、焼きドーナツとかオススメですけど、私はやっぱり、きちんと座ってケーキを食べたいなぁ。

森のホールのケーキは季節によってもオススメが変わります

硫黄山のMOKMOKベースは、休憩場所に最適。リクライニングチェアがあるので、足を伸ばして寝っ転がることができる。摩周湖から歩いてきた人は、そろそろ足を休ませたほうがいいでしょ。食べるべきものは温泉玉子、1個150円です。

硫黄山を眺めながらリラックスできるMOKMOKベース

川湯温泉街に入ったら、川湯ビジターセンターで情報を集めながら、2階チップホップカフェの「屈斜路湖ます焼き」(私はつぶあん派)を食べるのもいいけど……

これは、つぶあんの「ヒメマス」。「アメマス」のクリーム味も美味しい。

喫茶ノーブルが好きなんです。昔ながらの喫茶店という雰囲気、つかの間、ゆったりした時間に浸る。ここで選ぶのは、摩周ポークのパスタ。とくにトレイル中であれば、ガッツリ食べたいですね。

喫茶ノーブルでお腹を満たす

仁伏半島に行くなら、花音もいい。オムレツのランチがおいしくて……標茶町「ポロニ養鶏場」の卵を使っているから。ここもゆっくりできる場所。心地いい時間が流れています。

店内から眺める外の景色も綺麗。coffee & sweets 花音。

砂湯では、衣がサクサクのあげいもを。ランチには、おにぎりやカップラーメンを持参することもあるけれど、そんなときの、よきサイドメニューになります。ルートの後半にあるはなこやも、ガッツリメニューが充実。とくにザンギがすごくおいしいです!

釧路地域名物のザンタレ。 はなこやにて。

その先にあるのは、カフェグランジュテ。TTCのみんなはソフトクリームを食べるのですが、私は、座って食べたい派。ケーキも揃っているので、スワンシューとかいいなぁ。

ゴール地点の屈斜路プリンスホテルでは、地下の売店で十勝池田のぶどうジュースあるいはハスカップジュースを選びます。濃縮還元していない、果汁100%のジュース。400円と少し高いですけど、おすすめです。

地下1階にある売店の営業時間は、午前8〜10時、午後4〜9時です。

やっぱり北海道で採れたものがいちばんおいしい。野菜はもちろん、豚も牛も鮮度がいいものを食べたい。地元の味を、ぜひ試してください! ここでしか食べられないものを選んでいくと、トレイルも、より素敵な体験になっていくんじゃないかな。

全ルートマップはコチラ

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※青字で印した各店舗や場所は、編集部の独断で「この情報が一番オススメ」と思うものをリンクしています。営業時間や定休日は変更することもありますので、訪ねる際にはご自身でご確認ください。

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Writer

『MKT MAGAZINE 』とは、摩周・屈斜路トレイル(MKT)を歩くことが『もっと面白くなる』マガジン。

総距離50km(2023年4月現在)のトレイル上とその周辺には、
火山、湖、温泉、それらがつくりだす独特な自然景観と植生、
アイヌの歴史、そして現在ここで生活する人々の暮らしなど
この土地ならではの魅力と物語が詰まっています。

『MKT MAGAZINE 』ではその魅力をよく知る人々、MKTを愛する人、摩周・屈斜路のフィールドを愛する人と共にMKTならではの情報を発信していきます。

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