今回のナビゲーターは、TTC(てしかがトレイルクラブ)会員歴1年半の甲斐夏帆。季節や気分に合わせてルートの一部をピックアップし、ハイキング感覚で、絶景も味覚も楽しんでいます。さて、女子目線のオススメフードとは?
スルーハイクはまだ経験していないのですが、たとえば仁伏半島は、周回すれば約3〜4キロの散策コースになる。秋は紅葉を眺めに、冬はスノーシュー履いて。花の季節には、和琴半島へお散歩気分で出かけます。
歩くときに大切にしているのが、食べること。ルート上のおいしいものも目的にすれば楽しみがひとつ増えますよね。ではルートに沿って、超私的お気に入りフードを紹介しましょう。
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スタート地点にあるカムイテラスに行ったら、私が選ぶのは、弟子屈産の「大豆珈琲」。コーヒーというよりは豆茶のような味わいで、体が温まる気がします。
次は、JR川湯温泉駅の森のホール。行動食としては、焼きドーナツとかオススメですけど、私はやっぱり、きちんと座ってケーキを食べたいなぁ。
硫黄山のMOKMOKベースは、休憩場所に最適。リクライニングチェアがあるので、足を伸ばして寝っ転がることができる。摩周湖から歩いてきた人は、そろそろ足を休ませたほうがいいでしょ。食べるべきものは温泉玉子、1個150円です。
川湯温泉街に入ったら、川湯ビジターセンターで情報を集めながら、2階チップホップカフェの「屈斜路湖ます焼き」(私はつぶあん派)を食べるのもいいけど……
喫茶ノーブルが好きなんです。昔ながらの喫茶店という雰囲気、つかの間、ゆったりした時間に浸る。ここで選ぶのは、摩周ポークのパスタ。とくにトレイル中であれば、ガッツリ食べたいですね。
仁伏半島に行くなら、花音もいい。オムレツのランチがおいしくて……標茶町「ポロニ養鶏場」の卵を使っているから。ここもゆっくりできる場所。心地いい時間が流れています。
砂湯では、衣がサクサクのあげいもを。ランチには、おにぎりやカップラーメンを持参することもあるけれど、そんなときの、よきサイドメニューになります。ルートの後半にあるはなこやも、ガッツリメニューが充実。とくにザンギがすごくおいしいです!
その先にあるのは、カフェグランジュテ。TTCのみんなはソフトクリームを食べるのですが、私は、座って食べたい派。ケーキも揃っているので、スワンシューとかいいなぁ。
ゴール地点の屈斜路プリンスホテルでは、地下の売店で十勝池田のぶどうジュースあるいはハスカップジュースを選びます。濃縮還元していない、果汁100%のジュース。400円と少し高いですけど、おすすめです。
やっぱり北海道で採れたものがいちばんおいしい。野菜はもちろん、豚も牛も鮮度がいいものを食べたい。地元の味を、ぜひ試してください! ここでしか食べられないものを選んでいくと、トレイルも、より素敵な体験になっていくんじゃないかな。
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※青字で印した各店舗や場所は、編集部の独断で「この情報が一番オススメ」と思うものをリンクしています。営業時間や定休日は変更することもありますので、訪ねる際にはご自身でご確認ください。