文 :榎本 蒼太・中井 吟燦(川湯小学校 令和5年度5・6学年)写真:川湯小学校 編集:MKTマガジン
「小学生が摩周・屈斜路トレイル50キロを完全制覇!」
2023年晩秋、こんなニュースが弟子屈町内を駆け巡りました。
成し遂げたのは、川湯小学校の5・6年生12人(2024年3月現在)。
この連載は、小学生が自分たちの言葉で綴った、摩周・屈斜路トレイルの紹介です。みずみずしい視点、歩いて生まれた連帯感。我らがふるさと・弟子屈の魅力が散りばめられたレポートを、7回に分けてお届けします。
STAGE 6 摩周・屈斜路トレイル 完・全・制・覇!!
10月25日。ついに、MKT50kmを6回に分けて歩ききりました。
まずは、和琴半島を1周。紅葉がとても綺麗でした。
半島に、歩ける道がある事が驚きでした。
大きな木が生い茂るうっそうとした森に、
木漏れ日が時々さすのがよかったです。
色とりどりの葉っぱを見ながら歩いて、最高に気分がよかったです。
オヤコツ地獄も、景色が良くて最高でした。
カエデの仲間を見分けながら歩きました。
カツラの巨本がありました。すごく大きかったです。
和琴半島の突き当たりには、すごい階段がありました。
筋トレになりました。
和琴半島を1周した後、湖のほとりで休憩。
湖に石を投げて水面を飛ばす、「水切り」という遊びをしました。
僕は、10回できました。
休憩を終え、再び国道沿いをどんどん歩いて行きました。
ここからゴールまではとても長く感じました。
屈斜路プリンスホテルの前のゴールテープが見えたとき、
みんなで手をつないで、一斉にゴールすることにしました。
最初はゴールできないのではないかと思っていました。
でも、いつのまにか歩くのが楽しくなり、疲れなくなり、
みんなでゴールテープを越えることができました。
お世話になったガイドさん、
バスの運転手さん、
トレイルエンジェルのみなさん、
ありがとうございました!
STAGE 6のスタート地点、和琴半島です。
この季節の森の木々は、色とりどリの葉があって、すごく綺麗でした。
足元には様々な色の落ち葉が落ちていて、
歩いていると「パリパリ」という音がして気持ちよかったです。
歩いた道は、湖がすぐ右にあるので落ちるのではないかと、少し怖かったてす。
湖の奥には、島がありました。
前を見たら湖が広がっていてすごく気分が落ち着くし、
写真を撮るのもおすすめの場所です。
森の中を歩く僕たちは、木に囲まれていて、
横を見たら、木々の間から湖が見えました。
すごく気分が良くなリました。
秋は紅葉がとても綺麗なので、和琴半島に来るなら秋がおすすめです。
森の中で写真を撮るのもおすすめです!
ここは和琴半島のつきあたリにある、オヤコツ地獄です。
下は、急斜面になっていました。
急斜面なのに植物や木などが生えていてびっくリしました。
湖からは、煙が出ていました。
オヤコツ地獄周辺の水はあったかいそうです。
湖に、カヌーを楽しんでいる人が見えました。
湖の色は、すごく青かったです。
ここもすごく景色が綺麗でした!
この3つの葉っぱ、名前を言えますか?
ガイドの萩原さんが持ってきてくれました。
一番右はヤマモミジ、真ん中はハウチワカエデ、一番左がイタヤカエデです。
和琴半島のヤマモミジは、本州の方のヤマモミジより一回り大きいと萩原さんが言っていました。
この中では、イタヤカエデが一番大きかったです。
僕はまだどれがどれだかわかりません。
これは、MKT(50km)を完歩した人だけがもらえる「MKTバッチ」です。
ぜひ、摩周屈・斜路トレイルを体験してみてください!
作成 榎本 蒼太 中井 吟燦
※この記事は、弟子屈町立川湯小学校5・6年学級(令和5年度)の生徒によるパンフレット「弟子屈再発見!」(全16ページの小冊子)からの引用です。「弟子屈再発見!」は令和6年1月に500部発行。川湯ビジターセンターや道の駅摩周温泉などで配布、町内の公共施設で閲覧することができます。