文 :高畑 百華・佐々木彩音(川湯小学校 令和5年度6学年)写真:川湯小学校 編集:MKTマガジン
「小学生が摩周・屈斜路トレイル50キロを完全制覇!」
2023年晩秋、こんなニュースが弟子屈町内を駆け巡りました。
成し遂げたのは、川湯小学校の5・6年生12人(2024年3月現在)。
この連載は、小学生が自分たちの言葉で綴った、摩周・屈斜路トレイルの紹介です。みずみずしい視点、歩いて生まれた連帯感。我らがふるさと・弟子屈の魅力が散りばめられたレポートを、7回に分けてお届けします。
STAGE 4 森の中で出会った でーーっっかいカツラ
10月17日。私たちは、STAGE4を歩きました。
前回ゴールしたのは7月。
あれから3ヶ月たち、待望の後半戦スタートです。
スター ト地点は、前回のゴール地点である、
オリエンタルランドのイチゴ農園、ゴール地点は池の湯でした。
仁伏半島の入リ口には、
MKTハイカーの人数を確かめるカウンターやノー トがあります。
それを見て、思っていたより歩いている人数が多くてびっくりしました!
私たちが歩く前日は雨が降っていたので
道がすごく滑りやすくなっていました。
みんな転びそうになっていました。
靴下?当然すぐにぬれました!
仁伏半島にはたくさんの植物がありました!
綺麗な色をしている落ち葉は、
ヤマナラシという樹木の葉っぱです。
風が吹くと、ガサガサ大きい音が鳴るので、
「山鳴らし(ヤマナラシ)」という名前です。
声を出さずに音を聞きました。
びっくりするぐらいにぎやかでした。
木の先の方で、ヤマナラシの葉っぱが細かくゆれていました。
赤くて丸いものがついている植物は、マムシグサという名前です。
赤い実は食べられるけど中には針のようなものがたくさん入っているそうです。
噛むと口の中を怪我するので、赤い実を飲み込むと良いという事でした。
私は食べてみたい!と思っていたけど説明を聞いて、やっぱり食べたくない・・と思いました。
他にも山ぶどうの木やクルマバソウという植物があったのでぜひ見つけてみてください!
仁伏半島から出て、屈斜路湖に沿った道を歩きました。
森を出たとき、湖から吹く風がとっても気持ちよかったです。
でも、帽子がすぐに飛んでいきました。
そろそろ寒くなってきたから、白鳥はいるのかな?と思ったけど、
まだ来ていませんでした。白鳥、見たかったです。
湖と森の間にあるトレイルはせまかったけれど、
自然に囲まれて、幸せだな~と感じました。
靴に砂がたくさん入ったり、りいささんが湖に水筒を落としたハプニングも、楽しい思い出です。
友達と話しながら歩く道、とっても楽しかったです。
湖沿いのトレイルから、舗装道路に出て、砂湯のレストハウスに着きました!
観光客が沢山いて人気なんだなあ、と思いました。
持って来た350円のお小遣いで、楽しい「買い食い」タイム!
私はケチャップ味のアメリカンドックを買いました!
揚げたてだったのでホカホカで美味しかったです。
他にもフランクフルト、揚げ芋、いも団子、かぼちゃ団子もあります。
おなかがいっぱいになって砂湯を出て、
道路沿いの道を歩きました。
食べた後だったので、お腹がキツかったです。
でも、ここで歩いたおかげで、お弁当もおいしく食べられました!
みんなで話していたらあっという間に池の湯につきました。
湖と温泉がつながっている事にびっくりしました!
湖の近くでお弁当を食べた後、温泉につかりました。
温泉の底がヌメヌメしていたのでおとはさんがこけました!
次にはあやねさんがかぶっていた帽子が温泉に沈んでいきました・・。
色々な事が起きても、楽しかったです!
作成 高畑 百華 佐々木彩音
※この記事は、弟子屈町立川湯小学校5・6年学級(令和5年度)の生徒によるパンフレット「弟子屈再発見!」(全16ページの小冊子)からの引用です。「弟子屈再発見!」は令和6年1月に500部発行。川湯ビジターセンターや道の駅摩周温泉などで配布、町内の公共施設で閲覧することができます。